国際情報学部では、知覧特攻平和会館と協力して、12月4日(月)から9日(土)まで、共同企画展「戦争を生きた先輩たち~中央大学出身の特攻隊員~」を開催します。
今年 2023年は、学徒出陣から80年目にあたります。
その前年、前々年にも、学徒たちは繰り上げ卒業して、陸・海軍に入営(入隊・入団)していきました。中央大学でも、これまでに 58人の中大学徒が特攻(航空、水上、水中)で戦死していることがわかりました。58人のうち 16人は在学したままでの学徒出陣・特攻戦死でした。また、準特攻(戦艦大和関連等)の戦死者が 6 人。特攻と準特攻で計 64 人が戦死していることが判明しています(中央大学 FLP 松野良一ゼミ調べ)。
今回の共同企画展「戦争を生きた先輩たち~中央大学出身の特攻隊員~」は、学徒出陣 80年目にあたり、中央大学の先輩たちの記憶を後世につなげていく目的で開催します。
また、12月7日(木)15時10分~16時40分に、国際情報学部501号教室にて、特別講演会を開催します。内容は、知覧特攻平和会館・八巻聡学芸員講演、FLP松野良一ゼミによる調査報告(学員会スタートアップ支援金対象)です。学員の方は、自由に参加できます。
<共同企画展の概要>
日時:2023年12月4日(月)~9日(土)、午前8 時~午後11時
会場:中央大学市ヶ谷田町キャンパス 1 階ロビー(エントランスホール)
(中央大学国際情報学部、東京都新宿区市谷田町 1-18、有楽町線・南北線 6 番出口すぐ)
展示内容:
・中央大学出身の特攻隊員 58 人に関するデータ、戦没地の地図
・時代背景と特別操縦見習士官制度
・中大特攻戦死者2人に関する展示
・他大学特攻戦死者(慶応大学、明治大学等)に関する展示
・特攻隊員の生活、人々との交流、知覧飛行場について
<問い合わせ先> 中央大学国際情報学部 03-3513-0307