大阪白門会支部
大阪白門会支部は7月27日(土)、ホテル阪神大阪において講演会と総会を開催しました。株式会社奥村組の奥村太加典社長(昭和61年理工学部卒業)が「奥村組の広報」というテーマで講師を務められ、講演の模様は産経新聞でも報じられました。
奥村社長は「奥村組の広報」と題して、同社が展開する広報活動と、その効果を解説。まず建設業は、企業間取引であり、活発なPR活動を行ってこなかった歴史があると説明しました。同社もPRに積極的ではなかったが、平成28(2016)年に竣工から30年を経過した日本初の実用免震ビルである同社技術研究所管理棟において、免震性能を確認する実証実験を報道陣に公開したところ、反響が大きかったことから「攻めの広報」に方針を転換。
平成30(2018)年から大阪国際女子マラソンに協賛し、テレビCMも制作。中央大学後楽園キャンパスで撮影した「建設LOVE奥村くみ」シリーズCMの最新作や、米大リーグ・レッドソックスの吉田正尚選手を起用したCMを会場で上映し、撮影時の逸話もお話しいただきました。攻めの広報により、知名度が上がったことで入社志望者が幅広い地域のさまざまな学校に広がり、女性の志望者も増えるなど、優秀な人材の確保につながったとのことです。
同日は大阪白門会支部総会・懇親会も実施し、出席した大村雅彦理事長は「大阪の卒業生が集まって交流し、大学の魅力を発信してくれるのはありがたい」と挨拶されました。