東京港区支部(港白門会) 第22回定時総会・国際交流講演会・懇親会を開催

  東京港区支部  

▽令和7(2025)年2月7日(金)
▽東京プリンスホテル本館2F「サンフラワーホール」           

 総会は土屋準幹事長の司会で幕をあけた。
 先ず、物故者(故 孫赫寿S34年卒 当支部元理事/故 小園力S37年卒 当支部 元理事)2名に全員起立し黙祷を捧げた。
続いて、根岸清一支部長の支部代表挨拶、そのまま議長に選任され、議事に入った。
 第一号~第四号議案は全会一致で承認され、第五号議案の役員人事任期満了に伴う改選が行われ、今回特に重要な支部長及び幹事長が交代することが決定しましたが、最終の取り決めについては慎重を期して後日、執行役員会の審議に委ね、学員会本部の年度初頭の本件4月1日に発表する事に決定。第六号議案の其の他では新入会員の宮脇薫氏(S59卒)の紹介があり、そのまま閉会となった。
 続いて国際交流講演会に入った。此の講演は地域貢献のために当支部挙げての取り組み企画で、毎年総会の後、港区内に点在する諸外国の駐日大使館のスタッフを講師にお招きして、自国の全容を本音でレクチャしていただく「大使館シリーズ」で、本学の教育方針の一環である「グローバル化推進(国際性豊かな人材の育成)」の実学教育に協調した有意義な実習番組であります。
 今日に至るまで、エストニア、フランス、オーストリア、カナダ、ウクライナ、トルコの順で実施して参り、今回は日本と最も親密な関係にあるアメリカ合衆国であります。講師は駐日米国大使館通商経済政策課一等書記官 パメラ・ポンティアス様で、日本語堪能にて邦楽(琴演奏)を嗜む程日本通な方であります。
 演題は仮称「トランプ政権の日米同盟強化への安保・経済の相互の展望」とのことから、ちょうど第二次トランプ政権が発足直後で、日本の石破首相が訪米し、「日米首脳会議」が行われる前日であったために、此の成り行きに注目し、どう予測すべきか関心を持って詰めかけた聴講者らでたちまち会場の席は埋まり開始10分前には満席となって、人気は沸騰した。
 (講演会開始)竹内事務局長の司会でスタートした。先ず講師のパメラ・ポンティアス一等書記官を紹介した後、直ぐにレクチャはプロジェクターよりスクリーンに放映された鮮明な画像を鑑賞しながら進んだ。主に、広大なアメリカ全土ににわたる各州各地の自然環境や産物・産業等の特徴、フロンティアスピリットによって歩んできた歴史等の講議を受けた。
 日米関係については、あらゆる面において相互が切っても切れない親密な間柄であるので、今後どうなるのかの予想を今ここでお話しするよりも、明日の「日米首脳会談」の現実を見て戴く方が明確に理解できると存じます。「百聞は一見に如かず」です。と日本のことわざまで使用するオチで、国際交流講演会は終了した。
 その後、川窪臣知広報部長(副支部長兼任)の指示により、全員で集合記念写真撮影を行った。5分間会場設置を行った後、懇親会に入った。
司会進行は福田守弘副支部長で開宴し支部代表挨拶は新支部長に就任予定の土屋準氏が行った。来賓代表の挨拶は学校法人中央大学理事長 大林雅彦先生に賜わり、次いで中央大学学長 河合久先生に賜った。
 次は、新幹事長候補の竹内敬雄氏が来賓各位の紹介を行い、続いて学員会副会長の榎秀郎様に乾杯の御発生を賜わり食事歓談へと進行した。しばらく経過して、アトラクションに入った。今回は特別趣向で鈴木誠副支部長の奥様の鈴木陽子様(雅号高市雅風師匠)とパメラ・ポンティアス一等書記官お二方が出演し邦楽・琴演奏を行い、その奏でる見事な出来栄えに聞き惚れた出席者らより感銘の拍手喝采を浴びた。
 其の後、本学副学長佐藤信行先生、本学名誉教授宇野茂彦先生、本学名誉教授酒井正三郎先生の順でそれぞれ御挨拶を賜わった。一段落して全員起立して校歌斉唱。リーダーは本学応援団監督櫻井俊宏青年部長で斉唱直後のエールを切って志気を高め、場を盛り上げた。次に中締めを顧問の堀合辰夫副会長が行い、続いて全員でスクラム組んで「惜別の歌」を斉唱し殿(しんがり)は河野信之副支部長が閉宴のことばを述べて無事終了、散会となった。最後は当支部執行役員らが会場の出口に整列し、来賓各位のお見送りを行い、全日程に終止符を打った。

以上
広報担当副支部長 川窪臣知

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