白門40年会支部
総会・懇親会の模様と、今年の40年会イベントスケジュール
▽2023年4月15日
▽上野精養軒「桐の間」

総会での記念写真
2年後の記念式典は全員の力で成功させましょう
あいにくの雨模様だったが、4月15日(土)午後3時から白門40年会は第28回定時総会・懇親会を開催した。コロナも落ち着いて来ており、首都圏だけでなく、遠く長野の伊那市や岐阜からの参加者もあり、総勢49名の参加となった。
上野精養軒の外観
大泉会長の挨拶から始まった。冒頭で「白門40年会は平成8年の創立で昭和、平成、令和と3世代を生き抜く会員の親睦を深める同期会です。会員は全員80歳を超えましたがまだまだ意気盛ん。2年後の2025年(令和7年)に創立30周年を迎えます。同時に我々が母校・中央大学を卒業して60周年の節目の年です。記念のイベントを企画しています。全員の力を結集して成功させましょう」と述べた。
続けて「今年の箱根駅伝は総合2位で古豪中大の復活を示しました。4月には法学部の茗荷谷キャンパス、神田駿河台には駿河台キャンパスが開校。都心回帰も順調に進んでいます。都心移転効果もあり、今年は法学部を筆頭にして受験者は増えました。母校は一歩ずつ新しい姿に変わりつつあります」と結んだ。

大泉清会長
司会進行は古谷泰久事務局長が務め、議案提案は中田久尚副会長から。令和4年度の事業報告の後で経理担当の久米英雄副会長から会計報告があった。コロナ禍で総会が開かれなかったこともあるが、久米副会長にとっては最初にして最後の会計報告となった。久米さん、長い間の会計担当ありがとうございました。会計報告については新井嘉昭常任幹事から質問と意見が出された。

古谷泰久事務局長
監査報告は新しく会計監査の役に付いた坂野好不副会長が報告した。約30分の総会で第1号議案から第5号議案までは拍手で承認された。
議案承認の後は前述の新井嘉昭君から創立30周年記念に向けて「40年会へ資金カンパのお願い」があり、新井喜昭常任幹事が自ら募金箱を持ち、会場内を歩いた。
嬉しい提案もあった。埼玉県行田市に長年暮らした半田富男君(理工学部卒)から 検事総長、司法大臣など司法3権を歴任し、中央大学の総長も務めた林頼来三郎氏の資料が贈呈された。「林頼三郎氏は行田市の生まれで、この資料は行田市郷土博物館から出版されました。今回、行田から引っ越すことになりましたので、40年会に寄贈します」と半田君は挨拶した。
総会閉会後に参加者全員記念撮影。広報担当の関紘一副会長のカメラで10分で無事に終了した。
懇親会では懐かしいジャズの演奏で踊り出す会員も出現
午後4時からの懇親会は前田紘子常任幹事の司会で始まった。会長挨拶に続いて、来賓として出席していただいた学校法人中央大学の大村雅彦理事長と学員会の久野修慈会長から祝辞をいただいた。大村理事長からは「今年は茗荷谷キャンパス、駿河台キャンパス、小石川キャンパス(体育館)と開校して都心移転は進んでいます。箱根駅伝では総合2位で来年は優勝を目指せる実力が付きました。中央大学は新しい歴史を刻みつつあります」との祝辞。久野修慈会長からは「都心移転については、母校出身の二階俊博自民党幹事長に大変お世話になりました。私は87歳になりましたが、白門魂で今後も母校の発展のために頑張る覚悟です」とオーラいっぱいの祝辞をいただき、拍手が湧きあがった。

学校法人中央大学の大村雅彦理事長

学員会の久野会長

西山勝凱副会長

食事中のテーブル光景
会場では特設ステージでのジャズの生演奏。バンドは「Tbossy Kashima & good Frieneds」でキーボード、テナーサックス、ベース、ドラムの編成。リーダーはキーボードのいまむら直子さん。MCは前田紘子さんが務めた。「サマータイム」で始まり「ルート66」「テネシーワルツ」「ベサメ・ムーチキョ」などが次々と演奏され、「二人でお酒を」や「上海帰りのリル」などジャズの香りがする日本の歌も演奏された。ボーカルは木村園子さん。
演奏と歌で親睦会の雰囲気は一気に盛り上がり、アンコールの「エル・クンバロ・チェロ」ではラテンのリズムに合わせて踊り始める人も現れ、ライブ感たっぷりで雰囲気は最高潮に達した。約50分近い生演奏だったが、酒を持ちながらテーブルを回る会員も多く、会員同志の絆を紡ぎ、学生時代からの友情を確かめあった。

総会の後はジャズの生演奏を聞きながらライブ感覚の懇親会になった
2年後の式典への資金カンパに14万4860円が集まった
資金カンパについては新井嘉昭常任幹事から「皆さん方のご協力で14万4860円が集まりました」との報告に全員で拍手。宴の後は恒例の武村宏一郎副会長のエールと校歌。そして「惜別の歌」を上田史郎常任幹事の発声で全員肩を組んで唄った。あの日あの頃の学生時代の思い出を胸に秘めての大合唱となった。母校のイベントにこの歌は欠かせない。

惜別の歌を肩を組んで歌う
万歳に続いて平井輝久副会長から閉会の辞。「健康に留意して来年も集まり、酒を酌み交し語り合いましょう」と締めくくり、午後6時15分頃に閉会した。
40年会の今年のイベント
①3月23日(木)わが町散策 練馬区立の牧野記念庭園と石神井公園三宝寺池での花見(実施済み)
現在NHKの朝ドラ「らんまん」のモデルになっている植物学者・牧野富太郎が住んでいた屋敷の庭園と展示室を見学した。庭には各種の植物が植えられ、奥さんゆかりの「スエコザサ」もあった。この庭園を見学したこともあり、朝ドラの「らんまん」が身近に感じられるようになった。
午後1時頃から歩いて石神井公園に。桜の季節だったがあいにくの雨で池の周りの桜は満開の風情ではなかった。
花見の後は石神井公園駅近くの中華料理店で食事。花見で出来なかった宴会気分を満喫した。
②5月13日(土)
わが町散策 芝東照宮~増上寺~愛宕神社~虎ノ門ヒルズ(実施済み)

午前10時に芝東照宮へ。白門46会の半澤勉会長がこの神社の神職なので、半澤会長から芝東照宮と徳川家康の関係、御神像の「寿像」の説明を受けて参拝した。増上寺では安国殿で徳川家康の念事仏だった黒本尊阿弥陀如来(黒本尊)をお参りした。
増上寺からは東京タワーの下を通り愛宕神社へ。正面の68段の階段は江戸時代に曲垣平九郎が馬で登ったという故事で有名な「出世の階段」である。小雨のなかで全員が登りきった。
徳川家康が江戸幕府を開くに当たり防火・防災の守り神として創建した神社である。神社の近くにNHKの放送博物館があるので、ここも見学した。
愛宕神社から5分ほどで虎ノ門ヒルズへ。森ビルが運営する複合施設だ。お昼になったので2階の「沢村」でランチ。旧軽井沢でパン屋として有名な店で、その虎ノ門店である。カレースープと美味しいパンをお腹いっぱいに食べて、午後2時に散会した。
③6月20日(火)
鑑賞会 日本の歌の祭典~唱歌と童謡のコンサート(赤坂サントリーホール)
④7月25日(火)・26日(水)
クラシック鑑賞会(赤坂サントリホール)
⑤8月5日(土)
暑気払い 午前中に品川神社の"小富士"に登って、午後から銀座のコリアンダイニングで韓国料理を食べながら暑気払い
⑥9月
落語鑑賞会 三遊亭竜楽独演会(内幸町ホール)
⑦10月17日(火)
わが町散策 埼玉県熊谷の妻沼聖天山「歓喜聖天堂」(国宝)見学と熊谷市散策
⑧10月29日(日)
中央大学 第32回ホームカミングデー参加
⑨11月12日(日)~13日(月)
秋の一泊旅行 見延山(下部ホテル泊まり)と甲州勝沼のワイナリー
⑩12月2日(日)
40年会の恒例行事である神奈川県伊勢原市の「飯塚みかん園」でのみかん狩り。お孫さん連れの行事
⑪12月8日(金)
忘年会(駿河台キャンパス19階)
⑫2024年1月3日(水)
箱根駅伝応援と東京駅近くで新年会
以上、様々なイベントを企画しています。銀座での「暑気払い」や12月の忘年会には他の年次支部の皆さま方にも参加していただき、年次支部の交流の場になることを希望しています。
(会長 大泉 清)