先端ロボット技術が集結するWorld Robot Summit

大阪・関西万博で開催

 7月に大阪・関西万博内にて経済産業省共催のWorld Robot Summit(WRS)が開催される。ロボットの社会実装や研究開発の加速を目的とした国際的なロボット複合イベントで、最先端のロボット技術やソリューションを競うため世界中からチームが集結する。同イベントでMCを務める学員のフリーアナウンサー・牧田佳歩氏が、大会の魅力と本学チームの活躍についてレポートを寄せてくれた。

国際的なロボット複合イベント

 WRSとはロボットの社会実装や研究開発の加速を目的とした、国際的なロボット複合イベントです。イベントの中心となる競技会では、最先端のロボット技術やソリューションを競うために、世界中からチームが集結します。3つのカテゴリーの内、本学チームはフューチャーコンビニエンスストアチャレンジ(FCSC)内、接客タスクにて見事3連続で優勝を果たされています。私は司会・実況という立場で本大会に2018年より(FCSCの他、福島ロボットテストフィールドにて行われる過酷環境F-REIチャレンジ内、プラント災害チャレンジも担当)参加しており、主に英語圏チームを担当しておりますが、中大優勝の際は胸の内で祝砲を放ちました。

研究成果を統合する挑戦

 本年は見事、陳列廃棄タスクでのファイナル競技大会出場権を得られ、万博会場でご一緒する運びです。学生チームを指導する中央大学理工学部の新妻実保子教授(ロボット研究者)への取材によると、各々の研究成果である「3D LiDARを使った人流計測、自律移動ロボットナビゲーション、動物行動学に基づくソーシャルロボット、物体認識とマニピュレーション」を1つのシステムに統合し、サービスとして実現することは大きな挑戦であり、また重要な学びと伺っております。ロボティクス技術はもとより、本学チームの「問題解決力やチームワーク、現場の状況に対応する柔軟さ」が、近い将来コンビニエンスストアにおける効率化や顧客体験向上に大いに寄与されることと期待しております。

牧田佳歩氏

牧田 佳歩 氏
法学部法律学科卒業

まきた・かほ
卒業後、フリーアナウンサー・モデルとして活動。英検準1級を取得後はバイリンガルMCとして、多数の国際会議の司会なども担当。昨年は本学ホームカミングデーに司会で参加。企業広告やアパレルのモデルとしても活動中。
【Youtube】 @kahomakita8478 【Instagram】 @kaho_makita1112/

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