日華友好会支部 台湾訪問・大いに盛り上がった国際交流!!

  日華友好会支部 

松木 茂夫

学員日華友好会支部(当会は2000年1月に発足)が令和7(2025)年5月6日(火)~9日(金)3泊4日で18名が参加して台湾訪問を実施した。今回は「友好の桜」鑑賞目的ではなく下記のような日程で実施した。
5/6(火)羽田空港10:50発、台北松山空港13:30着エバー航空189便にて、連休最終日の為比較的空席のあるゆったりとしたフライトでした。
到着後、大型専用バスにて最初の訪問地「国立中正紀念堂」を表敬訪問。周囲にある「友好の桜」は2月~3月にかけて今年も美しい・淡いピンク色の花をさかせていたとの事でした。
台湾の人々の憩いの場所となっており、日本の観光客も必ず訪れる観光名称となっている所である。衛兵交代式(蒋介石像の左右に衛兵が立ち1時間ごとに交代していた)は廃止され(2024.7.15)がらんとした広場になっていた。
その後、本日の宿泊場所「嘉義プリンスホテル」のある嘉義駅迄台湾新幹線にて移動、台北駅~嘉義駅まで約1時間30分車窓からの風景を楽しんだ。

中正紀念堂友好の桜碑前にて
中世記念堂蒋介石銅像前・がらんとした広場に変更

5/7(水)阿里山ご来光見学の為「阿里山賓館」宿泊場所迄大型専用バスにより移動、途中「奮起湖」(標高1400m・湖は現地語で「ちりとり」「窪地」を意味し、周辺の地形と雲・霧に覆われた様子が湖のように見えることから命名・実際に湖はない。)ノスタルジックな九分の街並みに似ている奮起湖老街を散策、奮起湖弁当の駅弁を嗜んだ。その後高山茶で有名な阿里山茶を茶摘み娘と一緒に茶摘みを経験した。

阿里山途中の阿里山高山茶

5/8(木)早朝3時起床・4時出発で阿里山のご来光見学を全員にて実施、(阿里山国家森林遊楽区標高2216m・小笠原山展望台)ホテルから徒歩にて「阿里山駅」へ「祝山線」にて急勾配の山道をギシギシ軋みながら30分揺られて「祝山駅」に到着、展望台までの急坂をご来光を期待して15分登ったが、雲に阻まれその瞬間は残念ながら見られなかった。雲海が奇麗であった。

阿里山ご来光瞬間・雲海
阿里山山頂日出前

その後専用大型バスにて次の目的地「鳥山頭水庫」に移動。八田與一技師没後83年墓前祭に公式参列した。(石川県金沢市出身で台湾の不毛の土地にダムを建設・このダムとそこから流れる農業用水を整備した人物で台湾で最も尊敬される日本人である。)
式典には特設会場が作られており、頼清徳総督(第16代)のご来臨の基、台湾300名、地元石川県から村山卓金沢市長はじめ日本200名総勢500余名が参列して挙行された。日華友好会松本彧彦会長が代表して献花した。

学員日華友好会台湾訪問3日目「5月8日」八田技師追思紀念会で賴清徳総統と旧交を温める松本彧彦会長
「総統府公式サイトより」

その後、台南駅から台北駅迄戻り(約2時間)台湾白門会(同学会)との交流会を開催。
台湾白門会~9名が参加総勢28名の盛大な懇親会となった。松本会長の挨拶の後、サプライズゲストとして一龍齋貞奈女流講談師(今回ツアーに同行・2009年商卒・二つ目)の講談会 を実施、演目は新幹線車内で考えたという新作講談「台湾鉄道の父・長谷川謹介」を披露万雷の喝さいを浴びた。同講談師にとっては初の海外講談会となった。

台湾白門会との交流会
初の海外講談・台北レストランで熱演する一龍齋貞奈講談師

5/9(金)台湾国立中央大学に表敬訪問。同大からは張中白国際長・許協隆前国際長・簡秘書・蒋・国際處事務の方々が出席された。「友好の桜」前にて記念写真後、桜写真コンテストの撮影映像等を視聴後、大學近くの「新陶芳餐廳」レストランにて豪華な客家料理のランチをご馳走になった。

台湾国立中央大学友好の桜前にて
台湾国立中央大学キャンパス前

宴は途中から生オケで大盛り上がりであった。前許国際長の「長崎は今日も雨だった」・蒋さんの「津軽海峡冬景色」の熱唱・流暢な歌声にうっとり、まさか台湾で昼間からカラオケとはびっくりした。
松本会長から冒頭の挨拶の中で「友好の桜」を基に今後は「心と心の絆」を構築していきたいと話があり、最後は松木茂夫副会長の一本締めにより来年度の訪問を誓いお開きとなった。

台湾国立中央大学との交流会・許前国際長のカラオケ熱唱

その後、一路エバー航空190便にて台北松山空港(16:20発)から羽田空港(20:20着)へと全員無事に帰路に着いた。
今回は例年とは一味違う貴重で大いに盛り上がった国際交流となった。

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