長野県中信支部
長野県中信支部恒例の花見例会が令和7(2025)年4月19日(土)に開催されました。今年に入って、松本市の中心市街地にあった松本パルコ、老舗百貨店が相次いで歴史に幕を閉じ、これから市街地の核として、人、物、情報が集まっていくことが期待される「信毎メディアガーデン」内にある「和ダイニングくらすわ」が会場です。
当日は、初参加の会員も加わり、30代から90代までという幅広い年代の18名が集まりました。パーティーは御年96歳になられる銭坂顧問による乾杯のご発声でスタート。銭坂顧問のお話は、戦時中の予科練時代のものから、最近の事業経営の話まで大先輩の歩んできた歴史と、生きる力の強さを感じるもので、60代、70代の会員も、まだまだ自分たちの未熟さを改めて自覚する貴重な機会となりました。
この日は、4月というのに今年初めての夏日となり、その前日は、県内中信地域を中心に震度5弱の地震が発生し、気象の変化や地球の変動など自然の摂理に抗うことができないわれわれ人間の未熟さを感じつつ、一方で桜の開花といういつもと変わらぬ穏やかで美しい春の訪れの喜びも体感し、安心で暮らしていけることのありがたさを感じております。
会場の「くらすわ」は、かの養命酒製造株式会社の関連レストランであり、「見て、知って、食べて、五感で感じる、おいしい」をコンセプトとし、からだにいい食事の提供をしてくれています。もちろん、養命酒を使ったカクテルもあり、とても人気でした。会の活動状況の報告や会員個々の近況の報告なども行われ、和気あいあいと懇親を深め、参加会員一同、今年の健康と、世界平和を願いつつ、楽しく充実したひと時を過ごすことができました。
(幹事長会メンバー 上條吉直)