学員会 北陸4県 合同会議開催 義援金贈呈と支部活動の報告と意見交換

支部の枠を越えた交流の促進で活性化をめざす

 学員会「北陸4県合同会議」が令和7(2025)年2 月1 日(土)に富山市内のANA クラウンプラザホテル富山で開催された。本会議は、支部の枠を越えた交流の促進で、新たな出会いが生まれるとともに、支部が相互に刺激し合い、その活性化を目的としたもの。当日は新潟中越、富山県、石川、福井の各支部代表17 名のほか、学員会本部から久野修慈会長と6 名の副会長が参加、中央大学からは塚原由紀夫常任理事が出席した。

 まず、学員会会員も犠牲になった能登半島地震により亡くなった方々への黙祷を行い開会。挨拶に立った久野会長は、元法相・稲葉修氏(昭11 法。新潟県)、元日弁連会長・堂野達也氏(昭6 法。石川県)ら北陸出身の著名学員らの功績と大学への貢献を紹介、「母校が世界に羽ばたくような大学にするために、いろいろな意見を述べ、充実した会議にしてほしい」と述べた。その後、各支部からの報告、石川支部副支部長で石川県副知事の徳田博氏による「能登半島地震・奥能登豪雨災害からの復旧・復興」の講演等が行われた。

 なお、同会議では能登半島地震に際し学員会が募集した義援金478,210 円が、久野会長から石川支部・大友哲支部長に贈呈された。

各支部の活動状況(報告書より抜粋)

■石川支部(大友哲支部長)

  • ・明治33(1900)年設立
  • ・会員数 約600名
  • ・主な活動等
     常任幹事会、役員会、総会・講演会・懇親会、ゴルフコンペ、忘年会

総会出席者は60 ~ 70名でやや減少傾向。世話人(役員)の高齢化と名簿の扱いが課題

■福井支部(田中猛雄支部長)

  • ・明治38(1905)年設立
  • ・会員数 約150名
  • ・主な活動等
     総会(年1回) 「中央大学福井支部創立120周年記念事業計画」で本年8月9日に式典開催

会員が集まらないことに危機感

■新潟中越支部(高橋賢一支部長・石橋宏之幹事長)

  • ・長岡を中心に、昭和57(1982)年に設立
  • ・会員数 131名
  • ・主な活動等
     春季白門会、秋季白門総会のほか不定期で講演会を開催
     「若ごい会」を開催(若手会員勧誘目的で、50歳以下だけの飲み会を開催)

中央大学多摩キャンパスへ錦鯉を寄贈(平成28〈2016〉年)

■富山県支部(牧田和樹支部長)

  • ・昭和5(1930)年設立
  • ・会員数 約1,500名
  • ・主な活動等
     新春のつどい、ゴルフコンペ、総会と同窓の集い
     会報発行(年1回)

「とやま中大学生応援プロジェクト 学生OB交流会」を平成29(2017)年より開催し、富山での就職アドバイスや、現役学生同士の交流の場を提供

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