大高満範(霧海)先生を偲んで

中央大学学員会会長 久野 修慈

弁護士で本紙の中央俳壇の選者でもあった大高満範氏(昭32法)が2月28日に逝去された。享年91。

 大高満範先生のご逝去に心からお悔やみ申し上げますと共に永い間の社会貢献に感謝、感動申し上げます。

 多くの白門人が先生のお人柄、その自然で優しい生き方を尊敬されて居られましたが法律家を超えた、その自然で素直な人間性は白門人の象徴でその自然な笑顔を忘れることは出来ません。

 先生と私は中大法曹会と経済界を結びづけるため白門人の魂の交わりを持ち、母校中大の発展に正しい道を歩まれて来られたこと白門人の神様のような人間性豊かで本当に本当に穏やかで人間の故郷のような方であり、全ての方々に尊敬されて居られました。

 先生は永い間、我が国の法曹界のリーダーとして多大の社会貢献をなされて来られました。

 私との出会いも中大人としての心の結びつきであり母校中大への心のこもったご理解とご協力は先生の生き方そのものであったと存じます。中大法曹会と経済界の和を心で導き母校の発展に評議会議長として母校の重要な役割を心で尽くされて来られた姿こそ大高先生そのものにて大学への心の貢献に深く感謝申し上げたいと存じます。

 先生は俳人としてその高潔で清らかな心溢れる俳句会のリーダーであられたようにその奥深く心暖まる人間性に今も感激致して居ります。先生は国際俳句協会会長と俳誌「風の道」の主宰を務められるなど俳句の心を通じた母校中大への優しいご指導ご貢献は忘れえぬものであります。自然で自然で純粋で純粋で心優しい白門人の先生に心から感謝し天国に居られる霧海俳人のお悔やみの言葉と致します。

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